青果な日々 そして旅行 etc…
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青いあじさいが咲いていた。
紫のも。
あめんぼがいるけど…見えるかな。
子どもの頃は それはすごいモノだった。
いつしかそれは 取るに足らないものになって
意識から 消滅してしまう。
わかりやすいトコで、政治とか、景気とか。
ぐるぐる頭を悩ませてるあいだに
見えないところで
雲は流れ、鳥は遊び、虫や蛙も歌っている。
今見える景色の中に、人は何人いる?
100m手前の車は何色?
さっき道の端にまとめて置かれていたものは何?
送電塔は何本立ってて、いくつの電線がつながってる?
田んぼの中の鳥は?
今横を通り過ぎた蝶の名前は?
右の電線に止まってるすずめの数は?
田んぼから水面を見上げてる あのコは何?
風向きは?
オトナの思考の硬い殻の外側で
無限に世界は広がってるのに
オトナはオトナであるがゆえに
殻の中で 自分の声を反響させざるを得ない。
それを“適応”と言ったりする。
外の世界の大半を無視して
たとえば 仕事に専念する。
今手に持ってるキャベツの葉の色は?枚数は?…と
そんなコトに執着してたら
いつまでたっても キャベツを店頭に並べられない。
社会の中で生きるというのは そういうこと。
でもね、オフの時は
無限の世界に想いを馳せてもいいでしょう。
あぁ…
田んぼがシラサギに占拠されてる。
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あの日、職場からの帰り道
曇っていたけど 朝からの雨は止んでた。
私は 自転車に乗っていた。
川は増水していた。
川は道路のすぐそばで
でも道路ほど水面は高くなかった。
その道路の片隅、マンホールの上
あのコはバタンバタン跳ねていた。
遠くから見てもわかるくらい、高く。
「ええぇ?」
50cmほどもある コイが
道路の上に のぼってきていた。
あんな跳ねたら傷だらけになる
っていうか、もう血まみれじゃないか。
いたいいたい…。
車通りは わりと多い。
あのコのそばを 車がゆっくり
通り過ぎてる。
…あんな跳ねてるのを見たあとで 明日
轢かれて死んだ あのコに再会とか、ありえんし。。
何かわからないけど
あのコのそばに突っ込んでいた。
持ち上げようとすると あのコは暴れる。
摩擦で傷つけるのが怖くて
無理に持てない。
うしろのほうで 通りがかりのおばちゃんが
何か話しかけてくる。
何を答えたかも おぼえてない。
車が来てたのも知ってる。
絶対に 私は邪魔だったはずなのに
クラクションを鳴らさないでくれる、優しいドライバーだ。
カバンの雨よけに使っていた 買い物袋を引っ張り出して
あのコを慎重に入れた。
そして、川に放した。
通りがかりの おばちゃんは
「あんたがやらんかったら 私がやろうと思っとった」
と 言った。
そっか。私がやらなくても。
でも
私は あのコを川に帰さずにいられなかった。
それだけのコト。
「そうなんですか、でもよかったです」
おばちゃんと別れた。
あのコを入れた買い物袋も 血まみれだった。
服を見ると 剥がれてしまった鱗が一枚。
それは2cmくらいもあった。
おっきくなったね
よく生きたね
曇っていたけど 朝からの雨は止んでた。
私は 自転車に乗っていた。
川は増水していた。
川は道路のすぐそばで
でも道路ほど水面は高くなかった。
その道路の片隅、マンホールの上
あのコはバタンバタン跳ねていた。
遠くから見てもわかるくらい、高く。
「ええぇ?」
50cmほどもある コイが
道路の上に のぼってきていた。
あんな跳ねたら傷だらけになる
っていうか、もう血まみれじゃないか。
いたいいたい…。
車通りは わりと多い。
あのコのそばを 車がゆっくり
通り過ぎてる。
…あんな跳ねてるのを見たあとで 明日
轢かれて死んだ あのコに再会とか、ありえんし。。
何かわからないけど
あのコのそばに突っ込んでいた。
持ち上げようとすると あのコは暴れる。
摩擦で傷つけるのが怖くて
無理に持てない。
うしろのほうで 通りがかりのおばちゃんが
何か話しかけてくる。
何を答えたかも おぼえてない。
車が来てたのも知ってる。
絶対に 私は邪魔だったはずなのに
クラクションを鳴らさないでくれる、優しいドライバーだ。
カバンの雨よけに使っていた 買い物袋を引っ張り出して
あのコを慎重に入れた。
そして、川に放した。
通りがかりの おばちゃんは
「あんたがやらんかったら 私がやろうと思っとった」
と 言った。
そっか。私がやらなくても。
でも
私は あのコを川に帰さずにいられなかった。
それだけのコト。
「そうなんですか、でもよかったです」
おばちゃんと別れた。
あのコを入れた買い物袋も 血まみれだった。
服を見ると 剥がれてしまった鱗が一枚。
それは2cmくらいもあった。
おっきくなったね
よく生きたね
快晴。
なんとなく、考えていた。
…人の心は マリオネットのよう。
糸が切れるときもある。
すべて切れて、停止することだってある。
意味を失うとき。
働く意味、友達に会う意味
おいしいモノ食べる意味。
弾き語りする意味
晴れた空見上げてる意味。
ちょっと切れた糸の心は
「疲れた」「何しても楽しくない」
って言ったりする。
いっぱい切れたら
呟く言葉の意味さえなくなる。
言葉がグラスだったら
思いは 水。
制御のきかない蛇口から吐き出される“思い”…
円筒に形成する
“言葉”のグラスを越えては溢れる。
ビオンの言うβ要素ってモノかな。
いつ誰に訪れるかもしれない世界。
生命の危機はもうそこに
最初から共に
『Love is a Bird』の一節。
晴れた空見ながら、何考えてるんだろ。
なんとなく、考えていた。
…人の心は マリオネットのよう。
糸が切れるときもある。
すべて切れて、停止することだってある。
意味を失うとき。
働く意味、友達に会う意味
おいしいモノ食べる意味。
弾き語りする意味
晴れた空見上げてる意味。
ちょっと切れた糸の心は
「疲れた」「何しても楽しくない」
って言ったりする。
いっぱい切れたら
呟く言葉の意味さえなくなる。
言葉がグラスだったら
思いは 水。
制御のきかない蛇口から吐き出される“思い”…
円筒に形成する
“言葉”のグラスを越えては溢れる。
ビオンの言うβ要素ってモノかな。
いつ誰に訪れるかもしれない世界。
生命の危機はもうそこに
最初から共に
『Love is a Bird』の一節。
晴れた空見ながら、何考えてるんだろ。
おととい
母の日だった。
大金は持ち合わせていないので
カーネーションを一本買って、写メを送った。
実物は、私の部屋の
カラーボックスの上に飾った。
昨日の朝
花瓶の下に小さな水たまりができていた。
カラーボックスは水にぬれると変色する。
花瓶の底型に、丸い跡がついてしまった。
…ああ、なんてこと。
花瓶は食卓に移動させた。
昨日の深夜
ぼんやりと旅行雑誌を眺めていたら
どこからともなく、コポコポと
お湯が沸騰するような音がした。
どうも、花瓶のあたりから聞こえるような…
朝と同じく、花瓶の底に丸い水たまりができていた。
暖かいから、水滴が溜まるのかなと思った。
適当に拭いて、そのまま寝た。
今日の朝
食卓全面 水浸し。
食卓に置いている、折り紙で作ったボックスが
悲しい姿になっていた。
下にあふれて、ちょうどそこに置いていた
試験勉強の本まで水浸し。
しかも、今日に限って
ぎりぎりまで寝てたものだから
布団干しながら、床拭きながら、本のカバー外しながら
服たたみながら、バイトの用意をしながら…
朝からてんてこ舞いだった。
花瓶は台所の流しに布巾を敷いて
その上に隔離した。
バイト後
用事があったので 家に帰ったら夜だった。
今日は夜から雨という予報どおり
しっかり雨が降った。
家に帰って、カバンを片付けて…
何か物足りない風景。
…布団がない!!
バイトが終わって、あわてて駅に行ったため
布団を入れるのを忘れてた。
…ああ、せっかく干したのに。
湿気って重たくなった布団を抱えて、げんなりした。
水難って言うと、見えない何かのせいになっちゃうけど
もとはといえば危機感の希薄な、私の不注意。
まったく、ボケてる。
母の日だった。
大金は持ち合わせていないので
カーネーションを一本買って、写メを送った。
実物は、私の部屋の
カラーボックスの上に飾った。
昨日の朝
花瓶の下に小さな水たまりができていた。
カラーボックスは水にぬれると変色する。
花瓶の底型に、丸い跡がついてしまった。
…ああ、なんてこと。
花瓶は食卓に移動させた。
昨日の深夜
ぼんやりと旅行雑誌を眺めていたら
どこからともなく、コポコポと
お湯が沸騰するような音がした。
どうも、花瓶のあたりから聞こえるような…
朝と同じく、花瓶の底に丸い水たまりができていた。
暖かいから、水滴が溜まるのかなと思った。
適当に拭いて、そのまま寝た。
今日の朝
食卓全面 水浸し。
食卓に置いている、折り紙で作ったボックスが
悲しい姿になっていた。
下にあふれて、ちょうどそこに置いていた
試験勉強の本まで水浸し。
しかも、今日に限って
ぎりぎりまで寝てたものだから
布団干しながら、床拭きながら、本のカバー外しながら
服たたみながら、バイトの用意をしながら…
朝からてんてこ舞いだった。
花瓶は台所の流しに布巾を敷いて
その上に隔離した。
バイト後
用事があったので 家に帰ったら夜だった。
今日は夜から雨という予報どおり
しっかり雨が降った。
家に帰って、カバンを片付けて…
何か物足りない風景。
…布団がない!!
バイトが終わって、あわてて駅に行ったため
布団を入れるのを忘れてた。
…ああ、せっかく干したのに。
湿気って重たくなった布団を抱えて、げんなりした。
水難って言うと、見えない何かのせいになっちゃうけど
もとはといえば危機感の希薄な、私の不注意。
まったく、ボケてる。