青果な日々 そして旅行 etc…
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私にはふたり弟がいて
Kは末っ子。
愛嬌があり、人にやさしく、賢くて
私はいつも すげーなぁと思う。
Kは末っ子。
愛嬌があり、人にやさしく、賢くて
私はいつも すげーなぁと思う。
「きょうだいの中で Kだけは まとも」
「お前は見習うべきだわいや」
と、父は私に言った。
(…それはそれで ひどくない?)
そんなKは現役で大学に進学し
実家から離れた。
最初の頃は アパートに友だちを呼んで
料理を振舞ったり
趣味の管弦楽を続けていたりと
Kらしいエピソードを聞いていた。
それが。
大学3年のときいきなり
「留年する」という話を、母から聞かされる。
はい…?
何?
唐突すぎる。
というのも 私は
実家を離れた兄弟と 隔離されていたんだ。
父親の意思で。
*****************
弟たちのこと…どんなことを知ろうとしても
「お前には関係ない」と言われる。
しかし、母はときに
私に情報を流してしまう。
…やさしさというか
そういう点で とても緩いひとなんだ。
もし父親の前で
私に うっかり話しそうになると
父は母の言葉を牽制した。
今回の弟に関する“暴露”話は
母親の個人メールから。
父親がこのことを知ったら
怒り狂うんじゃないだろうか。
Kの留年の事実ですら
隠蔽しようとしてたし。
*****************
私はひそかに
鳥取の実家をはなれた。
最後の最後まで誰にも話さず
県外に職とねぐらを探して。
地元の仕事を静かに辞めて。
職場、行きつけの店、体育館、楽器店、海…
みんなに別れを告げて。
荷物は“貸し倉庫”に預けて。
容易に連絡が取れないように
さいご携帯を実家に置いたままにして。
『だからこそ…』
東京での生活が半年を過ぎた頃
もういいかな、と
新しいメールアドレスと電話番号を伝えた。
そして今回、Kに関する相談メールが来た。
*****************
実家は 私にとって居づらい場所。
父は「お前と一緒に飯を食いたくない」
ともに食卓を囲むこともない。
「たてつくな」
「お前はすべてが間違っている」
「狂っとるわいや」
…なんというか…
「何で?」「どこが?」
逐一 突っ込みたくなる。
私のほうからは 父親と
直接話をすることも許されなくて
「Kを通して話せや」とか言われてた。
そんなKは
家族から
病気であることすら認められない、とか。
母は…まぁ…宗教的な…。
それで安定するなら 否定しない。
ただ…私ら きょうだいだけじゃなく
父にさえ隠さなきゃできないモノは
絶対に無理があるって。
というか、黙ってるけど
隠してるコト知ってるし。
*****************
昔から発言権はない。
何の専門的知識もない。
なのに何故
私に コトバを求めるんだろう。
…家族って、何だろう。
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「お前は見習うべきだわいや」
と、父は私に言った。
(…それはそれで ひどくない?)
そんなKは現役で大学に進学し
実家から離れた。
最初の頃は アパートに友だちを呼んで
料理を振舞ったり
趣味の管弦楽を続けていたりと
Kらしいエピソードを聞いていた。
それが。
大学3年のときいきなり
「留年する」という話を、母から聞かされる。
はい…?
何?
唐突すぎる。
というのも 私は
実家を離れた兄弟と 隔離されていたんだ。
父親の意思で。
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弟たちのこと…どんなことを知ろうとしても
「お前には関係ない」と言われる。
しかし、母はときに
私に情報を流してしまう。
…やさしさというか
そういう点で とても緩いひとなんだ。
もし父親の前で
私に うっかり話しそうになると
父は母の言葉を牽制した。
今回の弟に関する“暴露”話は
母親の個人メールから。
父親がこのことを知ったら
怒り狂うんじゃないだろうか。
Kの留年の事実ですら
隠蔽しようとしてたし。
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私はひそかに
鳥取の実家をはなれた。
最後の最後まで誰にも話さず
県外に職とねぐらを探して。
地元の仕事を静かに辞めて。
職場、行きつけの店、体育館、楽器店、海…
みんなに別れを告げて。
荷物は“貸し倉庫”に預けて。
容易に連絡が取れないように
さいご携帯を実家に置いたままにして。
『だからこそ…』
東京での生活が半年を過ぎた頃
もういいかな、と
新しいメールアドレスと電話番号を伝えた。
そして今回、Kに関する相談メールが来た。
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実家は 私にとって居づらい場所。
父は「お前と一緒に飯を食いたくない」
ともに食卓を囲むこともない。
「たてつくな」
「お前はすべてが間違っている」
「狂っとるわいや」
…なんというか…
「何で?」「どこが?」
逐一 突っ込みたくなる。
私のほうからは 父親と
直接話をすることも許されなくて
「Kを通して話せや」とか言われてた。
そんなKは
家族から
病気であることすら認められない、とか。
母は…まぁ…宗教的な…。
それで安定するなら 否定しない。
ただ…私ら きょうだいだけじゃなく
父にさえ隠さなきゃできないモノは
絶対に無理があるって。
というか、黙ってるけど
隠してるコト知ってるし。
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昔から発言権はない。
何の専門的知識もない。
なのに何故
私に コトバを求めるんだろう。
…家族って、何だろう。
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