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青果な日々 そして旅行 etc…

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カカオ80%以上のチョコレートを よく買ってる。

友人いわく
「90%のは苦いタイヤを食べてるみたい」だと。
「集中力を30分、高めてくれるらしい」
…タイヤ味のドラッグか?

そして「甘い甘い、幸せの味」とも。
たしかに チョコレートって
なんだか、幸せな気分になる。
ときどき無性に欲しくなる お菓子のひとつ。

今は、コートドールっていう
ベルギーのやつが、気に入ってる。
酸味が強めで、他のチョコの後に口に入れると
その刺激に驚かされる。

ロッテの「カカオの恵み88%」も
かなりいいなぁ。
苦味・酸味が少なくて、食べやすいかも。

70%台までならリンツでもよかったけど
リンツの85%はパサパサしてる。

明治の「チョコレート効果カカオ86%」は
一瞬、甘い香りに魅かれるけど
すぐ飽きてしまう。


今度はザロッティの85%、プーランの86%に挑戦!

プーランの86%
コートドールより好きかも☆
アーモンドっぽくて香ばしい感じ。

ザロッティの85%
苦味少な目で、口どけなめらか。
8ちょこなのに、明治のミルクチョコ的な印象。
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ヒゲ先生と白衣先生に呼ばれた。

「実習はどうだったか」「難しいことはあったか」など
穏やかに、ひととおり聞いた後で、ヒゲはあっさり言った。

「まあ、実習Ⅲの単位はないということで」


・・・


「え、そうなんですか?」

「がんばったのは、ホントによくわかるけど
 送られてきた評価票などが、基準に満たなかったということで」
「前期も、後期もですか?」
「総合的に判断して、ちょっと基準に達してないなと」

白衣が、割って入った。
「I田先生には、もう伝えてあるから」

I田先生いわく「白Kは、オレのことを恐れている」。
私がI田先生に不当性を告げて
I田先生にわめき散らかされるのを、未然に防いだ…とか?


ヒゲは続けた。
「何か、聞きたいことがあったら、何でも聞いて」
「いえ…今は、思いつきません」
私は答えた。ほんとに思いつかないんだから。

「ヒゲ先生、いいですか?」白衣が割って入った。
「実習ⅠⅡ、あのセンター実習、あるよね・・・」

何で、いきなりそれが出てくるの?

・・・

この間は?
その表情は なに?

「・・・そっちのほうは単位が出てるから」

内心ほっとした。
「ああ、よかったです」

「どう思った?」白衣がたずねた。
「『センターも(単位がないの)?』って、思ってしまいました」
「こんなふうにね。こんなことだって、聞いていいんですよ」

実習Ⅲの話をしてて
わざわざ「実習ⅠⅡの単位はあるんですか」とか
聞くわけないじゃないか。

こんなふうにね、とか言って、
何の関係もないセンターの話をからめて
ひとの感情をもてあそぶし。

「センター実習のほうの単位はあるけど、これから・・・
 土曜日のK藤先生だったよね。
 来年度もK藤先生に指導を受けるのかな?」
「はい…そのつもりです。ケースもあるので」

ヒゲが口を挟んだ
「何ケースもってるの?」
「2ケースです」
「2ケース。いいところですね」
ヒゲと白衣はうなづきあった。
「じゃ、土曜日、続けるということで」



ヤな奴…ヤな奴!
ひとつのことを、考え続けられない。

ふっと風向きが変わる感じで、その瞬間
意識が別な方を向いている。

ただ感情だけが残されて
うれしかったり、イライラしてたり
でも、なぜそんな気持ちになっているのか
風向きが変わってしまうと、よく思い出せない。

いつか、また同じ風が吹いたなら
記憶はリアルに復活を遂げる。

復活を遂げるたび
深みを増して、より強固になる。


心を許した人がいた。
憧憬していた いちばん大切な人だった。
ここまで長い長い時間がかかった。

ようやくつないだ信頼の糸を、その人は切ってしまった。

理屈を得意とするその人が
来たしてしまった、理屈の破綻。
私は冷静に、驚くほど冷静に突っ込んだ。
その人は、やっぱり理屈を並べたけれど
あきらかに、そして完全に詰んでいた。

その瞬間、風は吹いた。

意識がよそを向いてしまい、私は黙って立ち去った。
何でこんなにイライラしてる?
何でこんなに…悲しいんだろう?


あれから何度も何度も、風向きは変わった。
この記憶、何回復活したのかな。

なんで理屈が破綻したのか 。
私の納得がいく理屈で説明してくれたら
切れた糸は きっと修復するんだろう。

結び直したい。だけど
少しの振動で崩壊してしまいそうな
はかない糸。

記憶が復活するたび、大切なものが
私をかろうじて支えていたものが
少しずつ、少しずつ

侵食されていく。
歯科矯正で装着してた、保定装置が外れてしまった。
井村屋の、『さくら練乳あずき最中』による必殺の一撃。

西条に出て、カラオケに行って、歯医者に行って。
ついでに買い物にまで行き、バイトを探して。
寝休日の予定が、大幅に変わってしまった。

帰りは18:30のバス。
庚経由で、寮に着くのは19:30かな。

バスの中から山火事が見えた。
広国大のバス停から、寮までの道からも見えた。
火を見ると、ときに恍惚としてしまうよね。

月がまるくて大きくて、山火事が赤くてきれいで
夜闇に映える光と色と、夏めいた空気と風と
昔々の、ずうっと前の『私』を感じた。

寮に帰って、夕飯作って
もういちど山火事見たくて、学校に行った。

赤い光は、バイク置き場からよく見えた。
誰もいない、誰もいない。

うたを唄った。未成熟なこどもの声で。

『聞こえる・・・聞こえる?』
音の裏に隠された、胸いっぱいの気持ち。
『あのね・・・でね・・・』
7歳の子どもは、その人の大きな手を小さな両手で握りしめ、
上目遣いで話を続ける。

・・・ここには、誰もいない。わかってる。
言葉にすらなってないことも知ってる。

ちょっと思っただけ。
そう。ただそれだけの話。
今日はなんだか、あったかい。
外の空気は、ほんのちょっと春めいて。

マジョ子さん。
20歳ほど年上の、でも私の中では「お姉さん」。

寒さの緩んだ春の日に、あっさり別れた。
私の別れは、だいたいいつも、そんな感じ。
別れの涙はめったになくて。

だけど、思い出すものだよね。
なんだかとても暖かく、そしてちょっと切なくて。
春って、そういう季節なのかね。
久しぶりに風邪をひいた。

水曜日の夜、頭痛で寝れず
木曜日は熱が38℃を越えた。
ただ、おとなしくしていられない。
かえって健康なときのほうが、よく寝ると思う。

報告会2日目で、いろんな人に会ったけど
誰にも気づかれない。

なんだか、勝ったみたいな爽快感と、寂しさが混ざって
複雑な心境になる。

1日中“亡き王女のためのパヴァーヌ”が、頭の中で鳴ってた。

時はバレンタインデー。
心残りなのは、先生に渡すチョコレートを
吟味する思考の複雑性が失われていて
ファミマの、普通のやつを買ってしまったことかなぁ。
たしか、江崎グリコと明治製菓の…。

I田先生には ついそこで買ったのが即座にバレたし、
K藤先生にはファミマの袋に入れたまま
持っていってしまったし。

…まぁ、そういうものでしょう。
それが決定したのは、土曜日
…1月27日だった。

K藤先生が「センターから学校まで送るよ」と言ってくださり
私はすごくうれしかった。
バスや電車はすごく疲れる。

「そこで、修論の話をしよう」
K藤先生はおっしゃった。
何の話でもいい。乗せていただけるなら、それでいい♪

修論が間に合わないわけではなかった。
しかしK藤先生は、私の中のもうひとつの考えに
薄々気づいていたのかもしれない。そして、
その考えに従うべきだとK藤先生も、I田先生も思っていた。
ただそれだけのことだった。

表現が上手くできない私が
自ら口にすることのない考え。

K藤先生は車の中で、それを直接突くでもなく
私の言葉でしゃべらせて、うまく引き出してくださった。

しかし、車の中の90分で決着をつけるには
あまりに重い話。
車に乗れることに浮かれてた2時間前は
遠い昔のことのよう。

学校について30分、さらに話し合いを続け
私は結論を出した。
悩みに悩み抜いた結果だった。

この後、I田先生と1時間話し合った。
もともとI田先生はそうするのがいいと思っていたので
苦い顔はしなかった。
「たとえそうでも最後まで、みんなと一緒にがんばるから」
そう宣言して、修論のラストスパートをかけた。

1月29日17:00、終わった。

K藤先生、I田先生いずれがいなくても
今の状況は起こりえなかった。
すべて終わったはずなのに、未だに緊張が解けきらない。

修論は、提出しなかった。

・・・私、留年するから・・・
先週水曜のこと。33.19℃という
あの世に逝くんじゃないかと思うほどの
低体温だった。

転じて、一週間後の今日は
久々に37.2℃ほどの微熱がある。

カゼじゃなくても39℃越すことがあるから
めちゃくちゃ高いわけじゃない。
実は低体温のときより元気だったりする。

ほんの少し熱っぽく、ほんの少しぼんやりして
ふわふわモヤがかかっているようで
こんな日は、音楽に対する感受性が高まることが多い。

音楽の切なさを増幅する感じ。
今日もそんな感じ。

普段は入り込めない、深い部分に
旋律が入っていく。

切なくて、うれしくて
なんだかすごくいい気分だよ。
静かに、ハイになってるよ。
昨日、ひもすがら寝てた。

クリスマス・イブだったけど
晴れてたけど
とにかく寝る気分だった。

私は、めったに夢はみない。
厳密には「覚えていない」だけだというが
少なくとも私ビジョンでは、寝ている間「無」の世界にいる。

ところが昨日、はっきりとした夢をみた。
登場人物なし。夢の中で作曲してた。
歌は唄うけど、譜面おこしもするけど、作曲はしたことない。
なぜ作曲の夢?

具体的なメロディは忘れてしまった。
譜面にしとけばよかったと、少し後悔。
ニ長調の切ない曲。

ヒグラシの歌で
コンビニの壁で寿命を終えかけたヒグラシが鳴いてて
その声は途切れ途切れだけど
その姿は力強く、キラキラしてた
・・・みたいな歌詞で。

クリスマス・イブに、ヒグラシの歌。
季節感、全く無視ですな。
報告会が終わった日曜。

この日、すごく気分がよかった。
体がとっても軽いんだ。

3℃幅で上がったり下がったりを繰り返しては
体力を容赦なく奪っていく不安定な体温は
久々に安定している。

普段なら拳固をつくることはおろか
鉛筆すら握れない荒れた右手は 落ち着いて、
半年ぶりに、じゃんけんの「グー」ができたよ。

なんだかいつも見づらくて
肩を壁によくぶつけてしまう左目も
乾燥しすぎて、コンタクトが勝手にはがれてしまう右の目も
正常に、きれいに晴れた、青い空を映してくれた。

最高だ!!

・・・今日は月曜。また日常が始まった。

右手で「グー」をやってみた。
引っ張られた皮膚がチリチリ痛くて、握れない。
人差し指が三箇所裂けて、うっすらと血がにじむ。

ああ、日常。
冬モードの私に逆戻り。
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プロフィール
HN:
禅寺丸
性別:
非公開
職業:
流浪人
自己紹介:
*****************
鳥取県出身。
2001年~2011年まで広島。
2011年~2013年まで鳥取。
2013年末から東京に移住。

農産とお菓子のことばかり
考えてます。
*****************
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