青果な日々 そして旅行 etc…
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TOM☆CATの声が好き。
ユーミンのそれに似ていて
より高く、より切ない。その声が好き。
“TOUGH BOY”と“LOVE SONG”が
最初の出会い。
あれは…たぶん『北斗の拳』だな。
6歳の頃だった。
・・・あれから20年経った。
20年とか、とてつもなく長い月日と思っていたけど
そう遠い未来じゃなかった。
それこそTOM☆CATの歌なんかを聴いたりすると
心の中に今も在る
6歳の私が、ふと目覚めたりする。
その6歳の子どもに
今の私が救われたりするものだから
どっちがオトナなんだか
わかったものじゃないけれど。
“26歳かぁ。そろそろ出会いがほしいなぁ。”
などと、思ったりもする。
“仕事から疲れて帰ってきた旦那さんを
暖かく迎えて差し上げたい。
そんな場所をつくりたい。”
などと考えるのが
恐ろしく純粋だった、6歳の私。
今となっては
自分のコトで精一杯。
・・・まったく。
どっちがオトナなんだか。
ユーミンのそれに似ていて
より高く、より切ない。その声が好き。
“TOUGH BOY”と“LOVE SONG”が
最初の出会い。
あれは…たぶん『北斗の拳』だな。
6歳の頃だった。
・・・あれから20年経った。
20年とか、とてつもなく長い月日と思っていたけど
そう遠い未来じゃなかった。
それこそTOM☆CATの歌なんかを聴いたりすると
心の中に今も在る
6歳の私が、ふと目覚めたりする。
その6歳の子どもに
今の私が救われたりするものだから
どっちがオトナなんだか
わかったものじゃないけれど。
“26歳かぁ。そろそろ出会いがほしいなぁ。”
などと、思ったりもする。
“仕事から疲れて帰ってきた旦那さんを
暖かく迎えて差し上げたい。
そんな場所をつくりたい。”
などと考えるのが
恐ろしく純粋だった、6歳の私。
今となっては
自分のコトで精一杯。
・・・まったく。
どっちがオトナなんだか。
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インフルエンザの予防接種を受けた。
37度2分だった。
看護婦さんは戸惑っていたけど
医師はあっさり、許可してくれた。
“5マイル・アヘッド”を聴いていた。
無性に中学生に戻りたくなった。
べつに中学生時代に
思い入れがあるわけでない。
ただ“5マイル・アヘッド”を歌ってるのが
柴田恭兵だと教えてくれた英語教師に
あの頃の、あの教師に、会いたくなった。
特別好きな教師でなかった。
あだ名は『いも』で
背が低くて、小太りで、丸顔で
…そんな雰囲気。
でも今、私の心は
ギュッと強く、引っぱられている。
あの姿…雰囲気に。
広島駅前
笑いながら涙が止められなかった
センターの後。
モーリー…専攻長と
「火曜日にお話しよう」と
約束を交わしたのは、日曜日。
微熱のせいか
何かが崩れそうに歪んでみえる。
でも、弱々しくも耐えている。
・・・みえない力に支えられて。
37度2分だった。
看護婦さんは戸惑っていたけど
医師はあっさり、許可してくれた。
“5マイル・アヘッド”を聴いていた。
無性に中学生に戻りたくなった。
べつに中学生時代に
思い入れがあるわけでない。
ただ“5マイル・アヘッド”を歌ってるのが
柴田恭兵だと教えてくれた英語教師に
あの頃の、あの教師に、会いたくなった。
特別好きな教師でなかった。
あだ名は『いも』で
背が低くて、小太りで、丸顔で
…そんな雰囲気。
でも今、私の心は
ギュッと強く、引っぱられている。
あの姿…雰囲気に。
広島駅前
笑いながら涙が止められなかった
センターの後。
モーリー…専攻長と
「火曜日にお話しよう」と
約束を交わしたのは、日曜日。
微熱のせいか
何かが崩れそうに歪んでみえる。
でも、弱々しくも耐えている。
・・・みえない力に支えられて。
落ちこぼれをみると、攻撃せずにいられない人がいる。
仕事のデキる、パートのおばちゃん。
50代後半。
私が作業をしていると
「早くして下さ~い」
と、催促してくる。
“ウザイんだけど~”っていう感情が
イントネーションや態度からあふれている。
リーダーの人が、私に向かって
その人を手伝うよう指示するのを聞くだに
「いりませ~ん!」とキッパリと言う。
“いる”とか“いらん”とか、モノ扱いか?
この人は、他の人に対しては
こんな言い方を、絶対にしない。
くやしいけれど、何も言えない。
私はデキないから。
私にできる、ただひとつのこと。
「はい」と答える。それだけ。
レジは、たいていペアでの作業。
注文係と、レジ係。
注文係は注文を聞き、その内容をレジ係に伝える。
あの日、私は注文係。
そのおばちゃんはレジ係。
注文を聞いて、伝えても
再びお客様に確認する。
お客様は、2度も注文をくりかえすことになる。
ふつう、そんなことさせない。
そして「もっとはっきり、言ってくださ~い」と
お客様の目の前で、私に向かって注意する。
私はやっぱり「はい」と答えた。
「ちゃんと言っとるだろうが!!」
・・・驚いた。
私のかわりに、お客様が
そのイヤなおばちゃんに、激怒した。
おばちゃん、こっぴどく叱られた。
“お客様は神様だ”
なんかのマンガに書いてあった。
・・・本当に、神様だったよ。
仕事のデキる、パートのおばちゃん。
50代後半。
私が作業をしていると
「早くして下さ~い」
と、催促してくる。
“ウザイんだけど~”っていう感情が
イントネーションや態度からあふれている。
リーダーの人が、私に向かって
その人を手伝うよう指示するのを聞くだに
「いりませ~ん!」とキッパリと言う。
“いる”とか“いらん”とか、モノ扱いか?
この人は、他の人に対しては
こんな言い方を、絶対にしない。
くやしいけれど、何も言えない。
私はデキないから。
私にできる、ただひとつのこと。
「はい」と答える。それだけ。
レジは、たいていペアでの作業。
注文係と、レジ係。
注文係は注文を聞き、その内容をレジ係に伝える。
あの日、私は注文係。
そのおばちゃんはレジ係。
注文を聞いて、伝えても
再びお客様に確認する。
お客様は、2度も注文をくりかえすことになる。
ふつう、そんなことさせない。
そして「もっとはっきり、言ってくださ~い」と
お客様の目の前で、私に向かって注意する。
私はやっぱり「はい」と答えた。
「ちゃんと言っとるだろうが!!」
・・・驚いた。
私のかわりに、お客様が
そのイヤなおばちゃんに、激怒した。
おばちゃん、こっぴどく叱られた。
“お客様は神様だ”
なんかのマンガに書いてあった。
・・・本当に、神様だったよ。
バイト先では失敗ばかり。
あまりにもなので
店長さんにヒンシュクを買った。
シフトも大幅に削られた。
何やってもダメな人なんだよね。
こないだ、いつものように
帰り際のお客様に
「ありがとうございました」と声をかけると
「いい笑顔だね」とほめられた。
「え、あ、ありがとうございます!」と頭を下げると
「いや、ありがとう」
お礼の言葉までいただいた。
レジやってると、私の声を聞くだに
笑顔になったり、やさしくなったりする方も多い。
オタクの人に「萌え声」と言われたこの声に
お客様が反応してくださるのに 救われている。
何やってもダメだけど
なんか、意外といいことも多い。
歯科矯正をさせてくれた、両親に感謝して、
私を見てくださる、お客様に感謝して、
不器用でも解雇せずいてくださる、店長さんに感謝して、
目を見て話せる“度胸”と、人を幸せにできる“笑顔”と
天性の“声”を与えてくれた、神様に感謝して。
・・・珍しく、感謝してる・・・
あまりにもなので
店長さんにヒンシュクを買った。
シフトも大幅に削られた。
何やってもダメな人なんだよね。
こないだ、いつものように
帰り際のお客様に
「ありがとうございました」と声をかけると
「いい笑顔だね」とほめられた。
「え、あ、ありがとうございます!」と頭を下げると
「いや、ありがとう」
お礼の言葉までいただいた。
レジやってると、私の声を聞くだに
笑顔になったり、やさしくなったりする方も多い。
オタクの人に「萌え声」と言われたこの声に
お客様が反応してくださるのに 救われている。
何やってもダメだけど
なんか、意外といいことも多い。
歯科矯正をさせてくれた、両親に感謝して、
私を見てくださる、お客様に感謝して、
不器用でも解雇せずいてくださる、店長さんに感謝して、
目を見て話せる“度胸”と、人を幸せにできる“笑顔”と
天性の“声”を与えてくれた、神様に感謝して。
・・・珍しく、感謝してる・・・
久しぶりに、料理を作った。
ここ数ヶ月、体が勝手に何か作っているだけで
魂がどっかに行ってた。
味もそっけもないとは、このこと。
そういや、家具をつくってくれた友人に
お礼のケーキすら焼く“気”がなかった。
クオ・カードで済ませてしまい
私ってこんなだったか?と遠い目をしたのは
10月のハツカ頃。
今日このごろ魂が
ようやく旅行先から帰ってきた感じ。
愛用の、柄まで鉄のフライパン。
強火にかけて、炎が覆う。
髪が揺れるほど、空気が舞って。
火を弱めることなく、材料を入れ
焼き付けたら水を差し、そのまま強火で煮込んでく。
こんな作り方、私だけかな。
料理作って 楽しい、とか。
どれくらいぶりだろう。
リアルなところ…
できたのは、家庭料理の定番というか
ふつうの“肉じゃが”なんだけどね。
ここ数ヶ月、体が勝手に何か作っているだけで
魂がどっかに行ってた。
味もそっけもないとは、このこと。
そういや、家具をつくってくれた友人に
お礼のケーキすら焼く“気”がなかった。
クオ・カードで済ませてしまい
私ってこんなだったか?と遠い目をしたのは
10月のハツカ頃。
今日このごろ魂が
ようやく旅行先から帰ってきた感じ。
愛用の、柄まで鉄のフライパン。
強火にかけて、炎が覆う。
髪が揺れるほど、空気が舞って。
火を弱めることなく、材料を入れ
焼き付けたら水を差し、そのまま強火で煮込んでく。
こんな作り方、私だけかな。
料理作って 楽しい、とか。
どれくらいぶりだろう。
リアルなところ…
できたのは、家庭料理の定番というか
ふつうの“肉じゃが”なんだけどね。
大学院を修了したけど、就職がない。
絶対、鳥取には帰れない。
でもこのまま バイトでは将来がない。
過去の栄光と、怖いくらいの凪と
転換と、豹変と
なんだかすべてが手の平を返したように…
諸々 恩師に相談してたら
病院へ行くことを勧められた。
変な病院。
医師は診察をしない。
簡単な質問用紙を記入したのを見て
「こう見ると、いくつかうつ傾向にあてはまってるね」
医師が見てるのは紙。
私を一切、診ていない。
それで 薬を出してしまうとか、ありえる?
抗不安薬っていうヤツと
SSRIっていう抗うつ剤。
抗不安薬恐るべし。
飲んで5分後
台所で、洗い物しながらその場で気絶。
朝になって気がついて
ムンクの叫びになったのは言うまでもなし。
一回でやめさせていただいた。
SSRI恐るべし。
勝手に、半量に減らしているにもかかわらず
走り来る車に向かって、車道を横切る。
閉まりかけの電車のドアから無理やり下車。
しかも、降りる駅まちがってるし。
ピーラーで野菜と一緒に、手まで削る。
なんの悪気も、恐れも、後悔もない。
三日でやめさせていただいた。
副作用に記述されない副作用。
車の運転を控えるとか、
そういったレベルじゃない。
向精神薬は飲み続けることが大切と言うけれど
たぶん、それ以前にあの世に行くね。
それ以前に
人を診ず 薬を出しているコトが
いちばんの問題だと思うんだけど、違うか?
絶対、鳥取には帰れない。
でもこのまま バイトでは将来がない。
過去の栄光と、怖いくらいの凪と
転換と、豹変と
なんだかすべてが手の平を返したように…
諸々 恩師に相談してたら
病院へ行くことを勧められた。
変な病院。
医師は診察をしない。
簡単な質問用紙を記入したのを見て
「こう見ると、いくつかうつ傾向にあてはまってるね」
医師が見てるのは紙。
私を一切、診ていない。
それで 薬を出してしまうとか、ありえる?
抗不安薬っていうヤツと
SSRIっていう抗うつ剤。
抗不安薬恐るべし。
飲んで5分後
台所で、洗い物しながらその場で気絶。
朝になって気がついて
ムンクの叫びになったのは言うまでもなし。
一回でやめさせていただいた。
SSRI恐るべし。
勝手に、半量に減らしているにもかかわらず
走り来る車に向かって、車道を横切る。
閉まりかけの電車のドアから無理やり下車。
しかも、降りる駅まちがってるし。
ピーラーで野菜と一緒に、手まで削る。
なんの悪気も、恐れも、後悔もない。
三日でやめさせていただいた。
副作用に記述されない副作用。
車の運転を控えるとか、
そういったレベルじゃない。
向精神薬は飲み続けることが大切と言うけれど
たぶん、それ以前にあの世に行くね。
それ以前に
人を診ず 薬を出しているコトが
いちばんの問題だと思うんだけど、違うか?
大学院を修了した。
6年半住んだ学生寮を退去した。
1年続いたケースも、後輩に引き継いだ。
秋って別れの季節だっけか?
「進んでいくには、別れないといけなくて…」
「うまく別れると、いいもんだよ。」
ケース終了の話をしてたときのことだ。
恩師の声を、あの表情を思い出す。
「感情が平板なんだよ」
自分のことを そう評するK藤先生に
あんな表情をさせる“別れ”って、なんだろう。
院生室は、なんか切ない。
でも、まだ翔べない。
6年半住んだ学生寮を退去した。
1年続いたケースも、後輩に引き継いだ。
秋って別れの季節だっけか?
「進んでいくには、別れないといけなくて…」
「うまく別れると、いいもんだよ。」
ケース終了の話をしてたときのことだ。
恩師の声を、あの表情を思い出す。
「感情が平板なんだよ」
自分のことを そう評するK藤先生に
あんな表情をさせる“別れ”って、なんだろう。
院生室は、なんか切ない。
でも、まだ翔べない。
昨日、大学院の修了式を無事終えた。
学部のときと、今回院と
両方、A里学長直々に卒業証書を手渡されている。
思い起こせば、学部1年。
チュートリアルで
最初に出会って、最初に話して
人生初の飲み会をした、A里先生。
人の縁って、すごい。
式の後
カメラを抱えたK藤先生、M婦先生、F松くん
そしてI田先生もあらわれた。
学長先生と写真を撮った。
みんなとも写真を撮った。
修了したのは9人で、うちの研究科からは私だけ。
だけどぜんぜん寂しくなかった。
A里先生と直接話した。
ここまで来ると、役得だ。
「やれば、必ずできる」
音自体はありきたり。
だけど、先生の目は動じずに
私はマジで泣きそうだった。
ゼミでささやかなお祝い会。
3月の華やかさはないけれど、いい会だった。
この後怒涛の引越し作業。
ひたすら徹夜で箱詰め作業。
夜道の月は明るくて、雲の形もはっきり見えた。
転居先で、ガス・電気・水道を通し
片道で50分。バスでの移動がもどかしい。
引越しの人が来て、荷物を運んで
移動の後は、開封作業。
15時から4時間ずっと、ひたすら開封。
まだ6箱くらい残ってる。
今日の夜道はとても冷たい。
月はやっぱりまんまるで、だけど冬を思わせる。
なんだろう。
今年の秋は、私の心をもてあそぶ。
学部のときと、今回院と
両方、A里学長直々に卒業証書を手渡されている。
思い起こせば、学部1年。
チュートリアルで
最初に出会って、最初に話して
人生初の飲み会をした、A里先生。
人の縁って、すごい。
式の後
カメラを抱えたK藤先生、M婦先生、F松くん
そしてI田先生もあらわれた。
学長先生と写真を撮った。
みんなとも写真を撮った。
修了したのは9人で、うちの研究科からは私だけ。
だけどぜんぜん寂しくなかった。
A里先生と直接話した。
ここまで来ると、役得だ。
「やれば、必ずできる」
音自体はありきたり。
だけど、先生の目は動じずに
私はマジで泣きそうだった。
ゼミでささやかなお祝い会。
3月の華やかさはないけれど、いい会だった。
この後怒涛の引越し作業。
ひたすら徹夜で箱詰め作業。
夜道の月は明るくて、雲の形もはっきり見えた。
転居先で、ガス・電気・水道を通し
片道で50分。バスでの移動がもどかしい。
引越しの人が来て、荷物を運んで
移動の後は、開封作業。
15時から4時間ずっと、ひたすら開封。
まだ6箱くらい残ってる。
今日の夜道はとても冷たい。
月はやっぱりまんまるで、だけど冬を思わせる。
なんだろう。
今年の秋は、私の心をもてあそぶ。
ファミマから15歩程度学生寮側
彼はゆっくり道路を横切る。
人生2度目の邂逅だった。
そっと後ろから近づいてみる。
知ってる。
後ろにいても、私の存在に気がつくこと。
…じゃあ、どれくらいまで近づける?
ゆっくり動くその背後から
徐々に、徐々に距離を縮めて…
ヤツは軽く飛ぶように、すばやく身構え振り返る。
私もあわせて、後ろに飛び退く。
思った以上に、鋭い。
私が退くと、ヤツもたちまち前を向く。
しばらく顔をもたげて警戒した後
再びゆっくり進みはじめた。
黒と茶の網目模様に、三角の顔。
…15年ぶりかな。
マムシくん。
彼はゆっくり道路を横切る。
人生2度目の邂逅だった。
そっと後ろから近づいてみる。
知ってる。
後ろにいても、私の存在に気がつくこと。
…じゃあ、どれくらいまで近づける?
ゆっくり動くその背後から
徐々に、徐々に距離を縮めて…
ヤツは軽く飛ぶように、すばやく身構え振り返る。
私もあわせて、後ろに飛び退く。
思った以上に、鋭い。
私が退くと、ヤツもたちまち前を向く。
しばらく顔をもたげて警戒した後
再びゆっくり進みはじめた。
黒と茶の網目模様に、三角の顔。
…15年ぶりかな。
マムシくん。